僕が美容師になった理由➂最終章
そんなこんなで中学2年生にて美容室デビューした僕ですが、それ以降、毎月通う中でだいぶお店にもワックスにも慣れてきた今日この頃、ふとこんなことを思うわけです。
「自分で切れるんではないだろうか?」
そうです。僕は髪の毛をすくとゆう事にとてもハマってしまったわけです。
そして実家に偶然にも散髪セットとゆうハサミ&すきバサミ一式があったのです。
もうこれを見た瞬間にやけてしまったことは言うまでもないでしょう。
やったこともないくせに、なぜか「できる」とゆう謎の自信が僕を揺るがせるわけです。
そしても僕は誰もいない実家のリビングでシートを敷いて、すきバサミを使い、鏡を見ながら髪をチョキチョキするわけです。
チョキチョキ
チョキチョキ
おっいーんじゃないの?
チョキチョキ
もう手が止まりません。
途中でどうしていいかわからずこんなもんだろうとすくことをやめました。
髪の毛を触るととても軽くなっていて「おー!いい感じに出来てるじゃないか!」と自画自賛してました、もう美容師なれるんじゃないかと完全に確信した瞬間ですね。
そして後ろも気になったので合わせ鏡で見てみました。
、、、、、。
えっ、、、。
なんかハゲてるみたいになってる!!!
完全に失敗しました。すきすぎてハゲ鷹みたいになってしまった訳です。あの鏡を見た瞬間の青ざめた顔は今でも忘れられません。。
その日から髪をワックスでおさえるようにセットして通学する日々が始まりました。2週間くらいは地獄でしたね。。
それ以降それでも懲りずにたまにカットしてたのは内緒ですが。
ただ既に完全に美容師なりたい欲望の塊になってました。親
に「美容師なりたいんやけど」とゆうと、
あまりいい反応をしてくれなかったのは覚えています。親は安定職についてほしいみたいでした。でも僕は好きな仕事をやり続けて親孝行したいと思いそれが叶う職業だと思ったので、親の反対を押し切り、美容師の門を叩きました。
最初の3年はあまりよく思ってほもらえませんでしたが5年経つ頃には、髪の毛を切ってほしいと言われ、16年経った今では、本当に心から応援してくれています。僕にとって本当の親孝行はこれからです。